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2010/10/11 (Mon)
「10/9 世田谷ミーティングpart.2」
Comments(2) | TrackBack() | ミーティング報告
10/9に世田谷代田の代田ボランティアビューローで堆肥化に関する勉強会をしました。

参加者は、岡崎、とーるさん、あげぱん、りさちゃん、都ちゃん、だいちゃん、そして初参加のめいちゃんとこじさん

ミーティングの内容は生ごみたい肥化について今後の活動内容について、最後に11月の予定も決めました

ではそれぞれについて軽くまとめた後、みんなの発表内容の概要を説明します
生ごみたい肥化について…
「堆肥化とは、人の手により堆肥化生物にとって有意な環境を整え、堆肥化生物が有機物を分解し、堆肥を作ることである。分解は主に微生物によって行われる。」by Wikipedia
有機物とは植物・動物などを指しますが、つまり生ごみでも堆肥を作ることができるというわけです。
ただし、生ごみは多くの制限があります。例えば新鮮な生ごみを使用するとか塩分や油分の多いものは微生物の活動が停滞してしまうため多くを入れるべきではない。あるいは梅干し・果物の種や動物の骨など分解されにくいものは入れるべきではない、プラスチックなどの人工物も入れてはいけないなどたくさんあります。
しかし、入れるものを気にしつつ以下の5つを守れば誰でも良質な堆肥を作ることができるとだいちゃんが報告してくれました。
①水分の調整
②炭素と窒素の割合を調整
③有益菌を増やす素材の使用
④発酵促進のための資材
⑤切り返しによる空気の提供
ぜひみんなもだいちゃんの発表を見てさっそく試してみよう!

今後の活動について…
議論の中心となったのは、個人個人で堆肥を実行するかみんなで集まってやるかです。
個人個人の場合は各家庭で家庭から出た生ごみを使い、生ごみ堆肥の経過を見守るということです。これは親の承諾が必要やサークルの活動としてやる意味がない、そもそも一人暮らしは参加することができないなどの課題が出ました。しかし私から見れば、どの課題も低く比較的実現可能なものととらえました。
一方、みんなでやる場合は、市民農園や小学校、レンタル倉庫などの場所をお借りしてみんなで集まってやるというものです。そこで課題となるのは、場所の選定、生ごみの収集方法、経過の観察や手入れなどです。課題はどれも大きなものですが、サークルの活動としては魅力が増すのも確かです。議論の中ではみんなで料理を作ってそこから出た生ごみをたい肥にするといった意見も出ました。個人的には楽しそうなイメージが膨らむのでとても良いなと思いました。
議論の結果としては、どちらも並行してやっていこうということになりました。なので、個人でできる人はさっそく始めてみる、後者はだいちゃんがたてるトピックで課題を解決していこうということになりました。

11月の予定について…
大きなイベントとしては、ハロウィンごみ拾い、11月13,14日の間伐合宿in高尾山と11月27日の忘年会!ぜひみんな参加してください^^
10月30日    ハロウィンごみ拾い・場所未定(担当:だいちゃん)
11月6日     山手線ごみ拾い・新大久保~(担当:都ちゃん)
11月13、14日 間伐合宿in高尾山(担当:能勢さん)
11月20日    世田谷関連(担当:未定)
11月27日    山手線ごみ拾い(担当:未定)
          忘年会in新宿(担当:岡崎)



☆発表報告☆
あげぱん
生ごみ堆肥化の方法には、生ごみ処理機を使ったもの、ミミズコンポスト、「カドタ式」土のう袋堆肥、ダンボールコンポストなどがあるということ、その中でサークルで採用されそうなダンボールコンポストの詳細を説明してくれました。
用意するものは、ダンボール2箱、ピートモス7.5l、もみがらくん炭5l、レンガorすのこ、生ごみ約1kg、シャベル、落ち葉・腐葉土、温度計
手順はまず、ダンボールに隙間ができないようにガムテープで補強し、ダンボールの上ぶたとなる部分を立ててガムテープで固定する。次に腐葉土や落ち葉を段ボールを敷き、くん炭とピートモスを投入する。そして生ごみを投入し、よくかき混ぜる。最後にもう一つのダンボールでふたとしてかぶせ、レンガなどで床と接触しないように上げ底をつくり完成である。
管理するポイントとしては、
・毎日あるいは生ごみ投入時によくかき混ぜる。
・生ごみはなるべく出たらすぐに投入、また、小さく切って投入すると分解が進む。
・開始1~2週間後から堆肥に温度計をさし、40℃以上を保っているか確認する。
・しっとりと水分を保った状態にする。
・夏場はハエ等に注意し、堆肥に腐敗臭がある場合は乾燥したピートモスを投入しよくかき混ぜてみる。

りさちゃん
まず、簡単に生ごみの説明から前回疑問が出ていた野菜だけでなく肉や魚はどうなの?という点について調べてきてくれました。
生ごみは一般家庭から出るごみの60%が生ごみであり、その生ごみの40%が水分である。そして、肉や魚も堆肥の材料として使用できるとのことでした。
ただ私の調査では、生ごみは一般家庭から出るごみの40~50%で、90%が水分だと認識しています。おそらく、りさちゃんの方は重さで割合を示してるんじゃないかなーって思うので間違ってることでもないかも^^。まぁつまりは現状は焼却場で燃やしているものの約半分は水ってことですね。水を税金使って燃やしてるってアフォじゃないですか??また、肉や魚ですが、内臓系はアウトらしいです。養分がたくさんあって材料としてはいいんだけど臭いがハンパないとのこと、、、(笑)。

岡崎
自分はええサイトを見っけてきたんで、それを参考に発表しました。
百聞は一見に如かず?とりあえず下記のサイトを見てみてください^^
http://www/city.setagaya.tokyo.jp/020/d00030904.html
http://www.infomart.or.jp/kurukuru/26namagomi/namagomi_new_pdf/a01_10_qa_all.pdf

だいちゃん
なぜ今堆肥化が必要なのかというと、経済発展に伴い、これまで直接管理、地産地消してきた食物の生産過程がブラックボックス化、それによって、狂牛病、産地偽装、プラスチック資材燃焼によるダイオキシンの発生など生産、流通、廃棄の循環が汚染化。こうした問題を解決する、食の自立と安全確保に伴う循環の純化または地産地消回帰のための手法の一つとして、堆肥が注目を浴びる。
良質なたい肥を作るプロセスとして上記の5つを覚えておかなければならない。
①水分調整
生ごみは90%が水分でできている。そのまま使用すれば酸素不足になり「腐敗化」の方向に進む。よって、十分に水切りした後に、新聞紙に包んだり、乾いた土などに混ぜたり、干したりして水分を50~60%までに調整する。
②窒素と炭素の割合を調整
微生物の活動のエネルギー源と体組織を形成するには上記物質が必須。窒素と炭素の割合は1:5~1:10が適しているとされる。窒素が不足すると散布された土壌の窒素を微生物が奪い土壌劣化が起きるので窒素の扱いには注意が必要である。
③有益菌を増やす素材の使用
たんぱく質など窒素分を多く含んだ素材は有益菌を増殖し、カビの繁殖を抑える。重金属の問題がなければ、ため池、溝の泥、また落ち葉や米ぬかにはこうした働きがある。
④発酵促進のための資材
発酵促進するための菌は国内で200種類程度発売されている。吉野ら(1990)によればEM菌がお勧めとのこと。それは生ごみのにおいを軽減し、庭のない都会生活者には打ってつけ。また1,000円からの販売もありお手ごろ。ただ、学術的には議論が分かれる道具であることも確かである。
⑤切り返しによる空気の提供
発酵の間に、堆肥を混ぜ返すことで好気性の微生物の動きを活発化させることが可能。酸素を全体に行き渡らせ、高すぎる発酵熱を抑えるように掻き混ぜること。

また、実際に行う場所として、
広い庭あり→設置、埋設型コンポスト
狭い庭あり→地上型コンポスト、処理機
庭なし→市民農園、農家と協力、組織、地域で堆肥化

最後に課題として、
臭い、虫、失敗した場合の処理方法、管理、土地、お金の負担について挙げていました。
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1. posted by yuna  2010/10/12 00:17
活動報告ありがとうございます!
11月の予定了解しました(^^)★

たくみさんが調べてくれたURL飛べません・・
リンクは無効です
って出ます(:_;)
2. posted by と~る  2010/10/12 09:10
報告ありがとうございますっ!!

次の日の朝になって、
報告する人を決めていないことに気付きました★

>>yunaちゃん
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/020/d00030904.html

http://www.infomart.or.jp/kurukuru/26namagomi/namagomi_new_pdf/a01_10_qa_all_.pdf

で試してみて♪

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